
「送った DWG が開けないと言われた」「古い AutoCAD で新しい図面を開きたい」——この原因はほぼ 1 つ、DWG ファイル形式のバージョンです。
DWG は新しい形式を古い CAD で開けないため、相手の環境に合わせてバージョンを下げる必要があります。
結論として、AutoCAD があれば「名前を付けて保存」で、なければ無料の CAD 変換サービス「DARE ONE」で、バージョンは簡単に変換できます。
この記事では、両方の手順と「どのバージョンに下げればいいか」の目安を解説します。
AutoCAD がなくても、バージョンは変えられます
CAD 変換サービス「DARE ONE」なら、DWG・DXF の出力バージョンを指定してブラウザだけで変換できます。古い CAD しかない相手にも、これで図面を渡せます。無料でお試しいただけます。
目次
- DWG のバージョンとは?なぜ開けなくなるのか
- 方法①:AutoCAD の「名前を付けて保存」で下げる
- 方法②:AutoCAD がなくても DARE ONE で変換する(無料)
- どのバージョンに下げればいい?【目安】
- DXF のバージョンも同じ考え方
- バージョン起因のトラブルを仕組みで防ぐ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
「開けない図面データが送られてきた…」そんなお悩みを1分で解決
DARE ONE はブラウザだけで DWG・DXF・JWW・PDF などを相互変換・バージョンダウンができる無料サービスです。
ソフトのインストールも、面倒な待ち時間も不要。今すぐ変換して業務を再開しましょう!
DWG のバージョンとは?なぜ開けなくなるのか
DWG にはファイル形式のバージョンがあり、AutoCAD の進化に合わせて数年ごとに更新されてきました。
| DWG バージョン | 対応する AutoCAD |
|---|---|
| DWG 2018 形式 | AutoCAD 2018〜(現行) |
| DWG 2013 形式 | AutoCAD 2013〜2017 |
| DWG 2010 形式 | AutoCAD 2010〜2012 |
| DWG 2007 形式 | AutoCAD 2007〜2009 |
| DWG 2004 形式 | AutoCAD 2004〜2006 |
| DWG 2000 形式 | AutoCAD 2000〜2002 |
| DWG R14 形式 | AutoCAD R14 |
ルールはシンプルです。
- 下位互換はある: 新しい CAD は古い形式を開けます
- 上位互換はない: 古い CAD は新しい形式を開けません
つまり「開けない」と言われたら、相手の CAD の年式に合わせて古い形式で保存し直せばよいということです。
DWG の仕組み全般は DWG ファイルとは?で解説しています。

方法①:AutoCAD の「名前を付けて保存」で下げる
AutoCAD を持っている場合は、標準機能でバージョンを下げられます。
- 図面を開き、「名前を付けて保存」を選びます
- 「ファイルの種類」の一覧から、古い形式(例:「AutoCAD 2013/LT2013 図面 (*.dwg)」)を選びます
- 保存すれば、そのファイルは古い CAD でも開けます

毎回手動で選ぶのが手間な場合は、保存時の既定バージョンを古い形式に設定しておくこともできます。
取引先の環境が古いと分かっているなら、既定を下げておくのが確実です。
方法②:AutoCAD がなくても DARE ONE で変換する(無料)
「受け取った側」にはそもそも AutoCAD がないことも多いはずです。
CAD 変換サービス「DARE ONE」なら、ブラウザだけで DWG のバージョンを変換できます。
STEP 1:DWG をアップロード
DARE ONE に無料の会員登録をしてログインし、DWG ファイルをアップロードします。

STEP 2:出力形式とバージョンを指定して変換
出力形式に DWG を選び、目的のバージョンを指定して変換を実行します。
処理は通常数十秒で完了します。

STEP 3:確認してダウンロード
Web ビューワーで変換結果を確認してから、ダウンロードします。
👉 DARE ONE で DWG のバージョンを今すぐ変換する(無料)
どのバージョンに下げればいい?【目安】
相手の CAD の年式が分かるなら、その年式に対応した形式を選びます。
分からない場合の目安は次のとおりです。
- 迷ったら DWG 2013 形式: 2013 年以降のすべての AutoCAD で開ける、実務での安全圏です
- 相手がかなり古い環境: DWG 2000〜2004 形式まで下げれば、ほとんどの環境をカバーできます
- 相手が Jw_cad: バージョンの問題ではなく形式の問題です。JWW に変換して渡します(DWG を JWW に変換する方法)
注意点: 新しい機能で作られた要素(注釈尺度など)は、古い形式に変換すると失われたり形を変えたりすることがあります。
大事な図面は、変換後に Web ビューワーや相手側での表示確認をはさむと安心です。
DXF のバージョンも同じ考え方
受け渡し用の DXF にも同じバージョン体系があります。
特に重要なのが Jw_cad の DXF 対応は R12 形式までという点で、新しい DXF を渡すと開けない・文字化けする原因になります。
- DXF のバージョンはメモ帳で確認できます(DXF ファイルとは?)
- DARE ONE なら DXF の出力バージョン指定にも対応しています
- 文字化けが起きたときの対処は DXF ファイルが文字化けしたときの対処方法をご覧ください
バージョン起因のトラブルを仕組みで防ぐ
図面のやり取りが日常業務なら、毎回のバージョン調整より「意識しなくていい環境」を作るのが効率的です。
- Jw_cad で受け取る側: 専用アプリ DARE Jw なら、新しい DWG・DXF もドラッグ&ドロップだけで Jw_cad で開けます。バージョンを気にする必要がありません
- 多数の図面を一括で揃える: 納品前に全図面を同じバージョンに揃えるなら、最大 20 枚を一括変換できる DARE ONE + や、オフラインの DARE コンバーター が便利です
よくある質問(FAQ)
DWG のバージョンを無料で下げられますか?
できます。
DARE ONE は無料の会員登録だけで、出力バージョンを指定した DWG 変換ができます(変換回数無制限・ダウンロードは 1 日 1 回)。
AutoCAD を持っている場合は「名前を付けて保存」でも下げられます。
どのバージョンで渡せば一番安全ですか?
相手の年式が不明なら DWG 2013 形式が実務の安全圏です。
かなり古い環境が想定されるなら 2000〜2004 形式まで下げます。
バージョンを下げると図面が壊れませんか?
線・円・文字などの基本要素はそのまま保持されます。
新しいバージョン特有の機能を使った要素は、古い形式で表現が変わることがあるため、変換後の確認をおすすめします。
相手の DWG のバージョンを確認する方法はありますか?
確実なのは送り主に保存形式を聞くことです。
自分の CAD で開けずバージョンが疑われる場合は、DARE ONE で古い形式に変換してしまうのが早道です。
開けない原因の切り分け全体は DWG ファイルが開けない原因と対処法をご覧ください。
無料版と有料版(DARE ONE +)は何が違いますか?
どちらも変換回数は無制限です。
無料版はダウンロードが 1 日 1 回で、変換した図面が DARE の AI モデル学習に利用されます。
有料版の DARE ONE +(月 2,200 円/年 22,000 円)はダウンロードが 1 日 10 回になり、図面が AI 学習に利用されないため、機密性の高い業務図面も安心して変換できます。
まとめ
- DWG が開けない主因はバージョン。新しい形式は古い CAD で開けない
- AutoCAD があれば「名前を付けて保存」、なければ無料の DARE ONE でバージョン指定変換
- 迷ったら DWG 2013 形式が実務の安全圏。Jw_cad 相手はバージョンでなく JWW への変換
- 毎日のやり取りなら、DARE Jw などでバージョンを意識しない環境を作るのが効率的
まずは 1 枚、バージョンを変えて変換してみてください。
業務で使うなら:DARE ONE +(有料ライセンス)
納品前のバージョン揃えなど図面変換が業務で続くなら、変換後図面を 1 日 10 回までダウンロードでき、最大 20 枚の一括変換に対応した有料ライセンスの DARE ONE + が便利です(無料版も変換回数は無制限・ダウンロードは 1 日 1 回)。
Jw_cad で毎日 DWG を扱うなら、バージョンを気にせず開ける Jw_cad 専用アプリ DARE Jw も選べます。








