DWG を JWW へオンラインで変換する方法まとめ【無料で使える】

2020 年 08 月 25 日

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・DWG 形式を Jw_cad で開きたい ・DWG から JWW へ無料で変換できるサービスを探している ・Jw_cad しか使えないが、取引先から DWG で図面を送ってほしいと言われている

この記事では、こんなお悩みを解決します。

目次

YouTube でも詳しく解説中

YouTube に DARE 公式チャンネルが開設されました。 そちらでも DWG や DXF を JWW へ変換する方法を動画で詳しくご紹介しています。 よろしければご覧ください!

DWG を JWW へオンラインで変換する方法

結論:CAD情報サイト DARE を利用しよう

DARE は、AutoCAD のカスタマイズや IJCAD の代理販売を行うシステムメトリックス株式会社が運営する CAD に関する情報やサービスを提供しているサイトです。

特に2次元CAD図面が変換できる「図面変換サービス」は2005年からサービスを提供をしています。(詳しくは 図面変換サービスをはじめたきっかけ の項をご覧ください。) 無料で提供されているサービスながら、15年間のノウハウが詰まった歴史あるサービスなのです。

DARE でできること

2Dデータ変換サービス

dare converter

DARE の代表的なサービスといえば 2Dデータ変換サービス。 DWG や JWW、DXF など、よく利用されているCAD図面の拡張子をその他の拡張子へ変換したり、DWG や DXF のバージョンを変更することが可能です。

◆ 図面変換の利用方法は下記の記事をご参照ください。
>> 無料でdwg→jwwファイルへ変換!CADデータ変換サービス DARE の使い方をご紹介します

3Dデータ変換サービス

dare 3dconverter

3D データ変換サービス(※要DAREログイン)は、3D図面を変換できるサービスです。変換には Autodesk Forge のシステムを利用しています。

◆対応拡張子は下記をご参照ください。
(https://classic.caddare.com/3d/converter/introduction)

CADデータ比較

dare comparator

CADデータ比較(※要DAREログイン)では、2枚のCAD図面を比較し、差異のある箇所をビジュアルに把握することが可能です。 検図作業や修正箇所を把握するために、図面を印刷して比較していませんか?そんなときは、DARE のデータ比較機能を利用すれば、一瞬で変更箇所が把握できます。 DWG のみに対応していますので、その他の拡張子の場合はデータ変換を行ってからご利用ください。

◆利用方法については下記の記事もご参照ください。 ・オンライン検図で見落としを防いで業務効率UP!検図作業をデジタル化しよう

CADデータライブラリ

dare library

CADデータライブラリ(※要DAREログイン)は、CAD図面の投稿やダウンロードが行えるサービスです。 製図した添景やパーツを公開してみませんか?貴方の図面が誰かの役に立つかもしれません!

図面変換サービスをはじめたきっかけ

システムメトリックスでは、2005年に図面変換サービスを提供を開始しました。 公開された当初は弊社のコーポレートサイト内で細々と運営しており、主な利用者は取引先の方々や、偶然サービスを見つけられたごく少数の方のみでした。

もっとサービスを認知してもらうために

2019年 データ変換の需要がまだまだ一定数あると分かり、データ変換サービスのみを切り離して新サービスとしてリリースすることとなりました。 当初は IJCAD の販促目的でもありましたが、実際にはあまり販促はしていません。。

CADデータ変換を探しているもっとたくさんの方に DAREを利用していただけるよう開発メンバー一同力を尽くしているところでございます。

本当に無料で綺麗に変換できる?

DARE には有償プランもございますが、変換システム自体は全く同じものを利用しています。 そのため、無料版でも有償版と同じ変換結果を期待できます。

変換結果の例: PDFからDWG変換 ▲ PDFファイル(※ベクター) を DWG に変換

有償プランでもっと便利にDAREを使おう

DARE で提供されているサービスは基本無料でご利用いただくことができますが、有償プランでは無料プランよりももっとに便利にご利用頂けるようになります。

DARE Lite

dare lite

DARE Lite は、DAREとは異なる変換システムを採用することで、データ変換速度が格段に速くなりました。 変換後の図面はプレビュー機能で変換結果を確認することが可能で、変換が綺麗に行えていない図面を有料でダウンロードしてしまう心配はありません。

また、これまでは DWG から JWW への変換時にハッチングの量によってエラーが出やすかったのですが、変換時にハッチングの有無を選択できる用にし、これまで変換ができなかった図面もハッチングなしの状態であれば変換が可能となりました。

>> 料金形態

変換は無料。変換後の図面をダウンロードする時に課金が行われます。 一度課金した図面は、追加課金なしで何度でもダウンロードが可能です。

サービス名DARE Lite
課金タイプ変換後の図面をダウンロードする時に都度課金制
料金1DLあたり 50円~80円

DARE Toolbox

dare toolbox

DARE Toolbox は、DAREの2Dデータ変換・比較機能をオフラインで利用できるように開発された Windows 専用アプリケーションです。

DARE や DARE Lite は、DAREの変換サーバーへ図面をアップロードする必要がありますが、DARE Toolbox は全てローカル環境で完結するため、図面をインターネット上にアップロードすることに不安がある 方におすすめです。

DARE Toolbox はデータ変換や比較のほかに、DWG,JWW,DXF,SXF が全て閲覧できる図面ビューワーや循環参照を検知し参照解除を行える機能、git を用いて図面をバージョン管理できる機能など DARE にはない機能もたくさん搭載されています。

>> 料金形態

サービス名DARE Toolbox
課金タイプ月額課金制
料金月額3000円

DAREユーザー様の声

DARE では、変換後に任意でアンケートのご協力をお願いしております。 大変嬉しいお声をいただくことも多く、開発メンバー一同モチベーションアップの糧となっています。ありがとうございます!

DARE ユーザー様からお寄せいただいたアンケートの内容をご紹介いたします。

✓ このようなサービスがあって助かります。

✓ PDFからの変換でしたので心配しておりましたが、正しく読み込めました、毎度大変助かっております。

✓ DXFに変換して受け取ったデータが文字化けしており、御社で変換しましたら文字化けも無く、非常に助かりました。

✓ 文字化けもなく問題なく変換できていました。大変、助かります。ありがとうございました。

もちろん、中には厳しいお言葉をいただくこともございます。 DARE ユーザー様のお声から不具合の原因調査やサービスの改善につなげたメッセージをご紹介いたします。

✓ これだけ遅いと使い物にならない ✓ もう少し変換時間が短縮されると使いやすい。 ⇒ 新サービス DARE Lite をリリースしました。従来の DARE とは異なる変換システムを用いることで、DARE と比較すると数倍の速さで変換が完了します。

✓ 読めましたが、黒く塗りつぶれて使えませんでした。 ⇒ 調査の結果、変換元図面の線種に「Black」が設定されていたことで、黒く塗りつぶされていたように見えていたことが判明しました。

✓ dwgからjwwの変換失敗の原因が知りたい。(DARE Lite) ⇒調査の結果、図面内にハッチングが含まれている場合、ハッチングの量によって正しく変換できず変換失敗の原因となっていました。そこで、DARE Lite では変換時にハッチングの有無を選択できるように改善し、ハッチングの量が多い図面は「ハッチング無」を選ぶことで図面変換が正しく行えるようになりました。(この場合ハッチングは消えてしまいます。ご了承ください。)

DARE では、常にお客様にご満足いただけるサービスの提供を目指しております。 ご不明な点や気になることがございましたら、アンケートやお問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいませ。

CAD図面変換なら DARE にお任せください

CAD 情報サイト DARE は、無料会員登録後すぐにご利用頂けます。

図面の変換がしたいな・・・と思ったときは、ぜひ一度 DARE をお試しください!

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